名前は“台湾”ラーメンですが、発祥は名古屋の今池に本店を構える「味仙」。生まれも育ちも名古屋という、正真正銘の名古屋めしです。小皿に盛って食べる台湾の「台仔(タンツー)麺」をヒントに、味仙の店主が激辛仕立てにしてまかない料理として開発したのが元祖。どっさりと入ったトウガラシに炒めた挽肉やニラの風味がたまらない鶏ガラスープが人気の秘訣。ただ辛いだけでなくしっかりとしたうま味が感じられると支持者も多いです。辛いもの好きなら一度は食べておきたいメニューです。
辛すぎるものは苦手だけど、台湾ラーメンは食べてみたい。という方は注文の際に「アメリカンで」と言っておけばスープ多めの、やや辛味を抑えたものを出してくれるのが味仙流。辛さがどれくらいか分からずためらうのなら、まずはアメリカンから試してみてはいかがでしょうか。